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【半導体】DRAMのNanya Tech、3935億円調達 キオクシア・シスコ・SKハイニックス・サンディスクから
2026-03-26 11:44:51
DRAMの台湾Nanya Technology(南亜科)は2026年3月25日、第三者割当増資でキオクシア(KIOXIA)、米サンディスク(SanDisk)、韓国SKハイニックス(SK Hynix)、米シスコ(Cisco)の4社から、合わせて約787億NTドル(1NTドル=約5円)を調達すると表明した。これについて、台湾の大手紙『経済日報』(3月26日付)は、割引額はわずか1%だとし、台湾のメモリ産業が、世界に必要とされていることを示すものだと評した。


Nanya Technologyによると、KIOXIAが7000万株、サンディスクが1億3860万株、SKハイニックス子会社Solidigmが7139万株、シスコが7150万株を引き受ける。持ち株比率は2~4%で、筆頭株主湾Formosa Plastic Group(FPG=台塑)は5割以上の持ち株比率を維持する。

経済日報によると、Nanya Technologyは25日、今回の調達する資金を、先進メモリ生産用技術施設の建設と生産用設備の購入に用充て、AI(人工知能)が牽引する需要の成長に応じていくと説明した。

経済日報の伝えた台湾の半導体業界筋は、自社に生産能力を備えるキオクシア、SKハイニックス、サンディスクがNanya Technologyに出資する理由について、メモリ業界間の分業が最近、さらに細分化したためだと指摘。Nanya Technologyは世界で最先端の技術を持つメモリメーカーではないが、成熟プロセスを採用するDRAMや、特定の容量と仕様を採用し、かつ長期的に供給される製品で一定の実力を擁するため、グローバル大手の需要にマッチしているとの見方を示した。

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